ゆうた

哭悲/The Sadnessのゆうたのレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
5.0
おもしれー!!!
ゴア描写、スラッシャー描写ありまくりで最高でした。
でも個人的に一番好きだったのは、序盤で、「なんかおかしなことになってるぞ…」と主人公が気づいてからの
「男性のみなさんは役所へ来て犬のアソコを食え。それが新たな義務だ。女性のみなさんは犯しますフハハハフハハハハ」っていうアナウンスでした。
こんな放送聞いちゃったらね…。
もう取り返しつかないレベルまで来ちゃってるから諦めるしかないでしょ。
グロ描写が売りになってるけど、最初の前兆の屋上に立つ白髪の老婆といい、このアナウンスといい、不気味系恐怖演出も上手いと思いました。
逆にゴアシーンは、これでもかと血が吹き出すから、かえってリアリティなくて見やすいと思います。
でもハサミでチョッキンとか、傘で目をグサっとかは「うげぇ…」ってなる。

地下鉄のおじさんいいキャラだった。
台湾の田山涼成って感じだ。
その地下鉄おじさんに邪険にされる台湾の渡辺直美も良かった。
台湾の渡辺直美を見捨てようとした地下鉄職員のスマホの壁紙が、アニメイラストなのが芸が細かい。

sadnessなのに感染者みんなニコニコなのが悲しいね。
ゆうた

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