老師ちゃん

哭悲/The Sadnessの老師ちゃんのレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
2.0
こんなに酷い出来のホラー脚本を久々に観て興奮している!クソホラーはこうでないとという改心のクソホラー映画!これは愛すべきクソホラーだからこその敬意を表した低評価である
開始5分からアクセル全開のグロ描写スタートから「そうはならんやろ」の嵐!!なんか起きるたびにツッコミを抑えられない!
アジアンホラーならではのとりあえず血のり飛沫と腸飛び出しとけばOKな絵面が延々続く!あと音もアジアンホラーでよく聞く変な楽器のプヒャーってやつを景気良くかき鳴らすからよそ見してても見どころが分かりやすい!
人間は前方25度2メートルくらいまでしか注意を払えない生き物という設定らしく注意力激低の人しか出てこず、常に誰かが襲われまくり、誰も彼もワーキャー喚くだけでなんの抵抗もなく死を受け入れていく!
受け身を取れ!急所を守れ!手近な武器で反撃しろ!間合いを取れ!逃げろや!!!!どんだけツッコンでも誰もまともな防衛反応は見せてくれない!

パンデミックものだと最初にアテンションしてはくれるが背景の説明は最後半でやっとふわりと触れるくらい
キャラの深掘りは全く薄くただただ主人公に据えられた人物だけが優遇されてストーリーのためのストーリーが展開して
冴えないクライマックスを見せつけられる!!
エンディングで予算の無さを最大限に爆発させる脱出シーンは悲壮感全開でまさに哭悲!!!!うーん最高だね!!!!
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