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哭悲/The Sadnessのayukoのネタバレレビュー・内容・結末

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

グロくて話題だった台湾ホラー映画。

新型ウィルスが流行し始め、感染者は攻撃的になり人々を殺し始めた。ジュンジョーは会社に向かった彼女を迎えに行く、って話ですね。

うん、グロかった。グロさでいうとこれまで見た映画でもトップクラス!苦手な方には絶対オススメしませんw

かなり前半から血だらけ、指切り落とされて食べる、街中の死体から内臓がまけ出ている、目を傘で刺す…グロ映像のオンパレード。普通のホラー映画だったら映さないようにするシーンも、結構しっかり描写してました。

感染者、という設定ですが、ゾンビものとして見ると、新しい設定は工夫されてた気がします。

まず、人間としての記憶もあり、やってはいけないという感情はあるのに殺人衝動を抑えられない、ってところは新しい! 泣きながら人を刺してる、気の毒です。

性欲が抑えられなくなる!っていう設定も意外と初めて見た気がします。グロさが倍増でした。

主演カップル2人は美男美女で良かった。ヒロインは何で感染しないのかな?と思って見ていたら、抗体のある特異体質、彼女がこの危機を救うのね!と見ていたら、もう一枚上手のサッドエンドでした。

彼女には抗体はあった、しかし彼の豹変ぶりにショックを受け、情緒不安定で一人屋上に向かい、感染者に間違われて撃たれてしまう、っていう風に見えました。なるほど!これはこれでありですね!

感染ロジックが一定では無く、えっいつ感染したの?とか、何で人により時間差あるの?とか気にはなった。

もうちょっとしっかりしていると更に良かったかもしれないけど、ストーリーより残虐スプラッタ映像がメインだからこれはこれで良い、のかな。
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