このレビューはネタバレを含みます
グロくて話題だった台湾ホラー映画。
新型ウィルスが流行し始め、感染者は攻撃的になり人々を殺し始めた。ジュンジョーは会社に向かった彼女を迎えに行く、って話ですね。
うん、グロかった。グロさでいうとこれまで見た映画でもトップクラス!苦手な方には絶対オススメしませんw
かなり前半から血だらけ、指切り落とされて食べる、街中の死体から内臓がまけ出ている、目を傘で刺す…グロ映像のオンパレード。普通のホラー映画だったら映さないようにするシーンも、結構しっかり描写してました。
感染者、という設定ですが、ゾンビものとして見ると、新しい設定は工夫されてた気がします。
まず、人間としての記憶もあり、やってはいけないという感情はあるのに殺人衝動を抑えられない、ってところは新しい! 泣きながら人を刺してる、気の毒です。
性欲が抑えられなくなる!っていう設定も意外と初めて見た気がします。グロさが倍増でした。
主演カップル2人は美男美女で良かった。ヒロインは何で感染しないのかな?と思って見ていたら、抗体のある特異体質、彼女がこの危機を救うのね!と見ていたら、もう一枚上手のサッドエンドでした。
彼女には抗体はあった、しかし彼の豹変ぶりにショックを受け、情緒不安定で一人屋上に向かい、感染者に間違われて撃たれてしまう、っていう風に見えました。なるほど!これはこれでありですね!
感染ロジックが一定では無く、えっいつ感染したの?とか、何で人により時間差あるの?とか気にはなった。
もうちょっとしっかりしていると更に良かったかもしれないけど、ストーリーより残虐スプラッタ映像がメインだからこれはこれで良い、のかな。