ゾンビ映画風でゾンビ映画にあらず。
台湾産ホラーは最近気になってまして、今回も変な期待感を持って鑑賞したのが仇になりました。
スプラッターものだから、と中身を捨てればそれなりに評価できますが、、、
カップルの愛を確かめながらの生存競争。
描かれた世界はまさにディストピア。
ウイルスの変異が進み、欲望を司る脳の部分のブレーキ機能を失っていく恐怖は半端ないな。
なるほど!とは思ったものの、あの科学者の詰めの甘さだったり、感染経路がハッキリしない点等々、気になることもあり。
サッドネスの意味はラストにわかりました。
一定の評価をしたいなーと言うのは、明るいシーンが多いところ。
どうしても恐怖を増幅させるために暗がりで描かれることが多いこの手の作品ではなかなか珍しい。
観やすくて良かったです。
あの傘で目刺してきたハゲ親父が殺られたときはスカッとした!!!!!