いやーキツイっす
楽しいけど楽しくないパニック映画
ゾンビものと思わせてゾンビじゃない
思考を残しながら単に凶暴になるって良い着眼点かも!
コロナっぽさで現代的な時代の流れを汲みつつも古くから続くゾンビものの美味しいポイントも押さえたハイブリッドな映画だと思った。
湿度高めのグロ描写が多くて、西洋にはない東洋特有の陰湿な恐怖感
なんというか自分が日本人だからかもしれないけどアジア人のゾンビとかグロ描写ってやたら現実味があって悪夢感半端ない
それでいてやたら人間の皮膚が柔らかくてビリビリと破ける様は特殊効果ゾンビモノっぽくて懐かくもあり…
エンタメ性に特化した映画という訳でもなく
タイトルの通りやるせない悲しみも感じさせて情緒に働きかけてくるところもあり
なかなか一筋縄ではいかない映画です。
個人的には総統のテレビ中継のシーンが一番好き