刺身

哭悲/The Sadnessの刺身のレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
2.0
UNEXTで視聴
んーなんとも言えない出来だなって感想です…。

ストーリーは生存者の心情や人間性の移ろいはそこまではっきりと描写されず、シーンの9割は感染者が口汚く罵りながら派手に暴れまわってメインの男女+他の生存者が1時間40分かけてただあわあわしてる感じ。

恐らく全体を通して、綺麗ごとを言いつつも自分の身に危険が迫った途端皆自己保身に走る。人間の力は自然の驚異の前では所詮はその程度…みたいな事を描こうとしてるのかなと思いました。
しかし如何せんリアクションがワンパタなので後で思い返してやっと「そういう意図だったのかなぁ…?」と分かる程度です。

ではグロの方はどうかというと、床に散らばるモツや血しぶきは表現できても引き裂かれたり切断されたりといった過程はカメラアングル変えて殆ど誤魔化してるから、スプラッター映画としても物足りない感じがしました…
刺身

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