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ジェントルマンのfujisanのレビュー・感想・評価

ジェントルマン(2021年製作の映画)
3.6
チェ・ジフンのあふれる男の色気が半端ない映画でした。

今年日本公開された2021年の韓国作品。主演は、数多くのドラマや映画に出演するチェ・ジフン。日本でも人気のある俳優さんらしく、劇場には多くの女性がいらっしゃいました。

物語は「オーシャンズ11」のような、スペシャリストの仲間たちと騙し騙され、いかに作戦を成功させるかっていう、コンゲームでありケイパームービー。

興信所を営むチ・ヒョンス(チェ・ジフン)は、とある女性の依頼で女性が飼っていた犬を取り戻しに山奥のペンションを訪れるが、そこで暴漢に襲われ犯罪者に仕立て上げられてしまう。

しかし逮捕した検事と車で警察署へと向かう途中、車は事故を起こして運転していた検事は意識不明の重症。軽症だったヒョンスはしばらく意識が戻らない検事になりすまし、破天荒な女性検事ファンジンや仲間たちとともに、謎の解明に乗り出していく、と言う話。

金持ちで高級服と車を乗り回す検事になりすましたため、ヒョンスもオシャレで高級外車を乗り回すことに。肉体系や足の速い男、伝説級のハッカー女性などとつるんでクールに作戦を遂行していくところなんかも、「オーシャンズ」っぽいところでした。



公式サイト( https://klockworx-asia.com/gentleman/ )は黒字にピンクでチェ・ジフンのビジュアル推し。これは軽いノリの映画なのかなと思いきや、ストーリーは結構複雑でした。

特に前半はとっちらかったストーリー展開と若干ご都合主義的なところもあって大丈夫かなと思ったのですが、後半1/3ぐらいから怒涛の伏線回収と二転三転するストーリー展開になり、一気に引き込まれるストーリーは見事でした。

主要な登場人物以外の描き込みが足らないところが残念でしたが、重厚なバイオレンス描写がないオシャレでクールな韓国アクション映画というのも珍しいと思うので、韓国映画が苦手な人でもとっつきやすい作品かと思います。

どんでん返し系の映画なので詳しいことは書けませんが、キャラ立ちしそうな仲間たちを描きこんだ続編を見てみたいところです。

あと、結構パンフを買ってる人が多かったので、チェ・ジフンファンの方は早めに買っといたほうがいいかもです。

ワンコ🐶可愛い
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