まさ

告白、あるいは完璧な弁護のまさのレビュー・感想・評価

告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)
4.0
物語は敏腕弁護士、ヤン・シネ(キム・ユンジン)が運転するメルセデスベンツが雪が降り続く山道を抜け、明かりの灯る山小屋に入って行く場面からスタート。導入はサスペンスの王道。ユ・ミンホ(ソ・ジソブ)とキム・セヒ(ナナ)が不倫の終わりかけであり、職場に戻る最中に交通事故を起こしてしまう。周りには絶対に知られてはいけない中、隠匿工作を図るが…。作中メインの舞台は山小屋で、ユ・ミンホとその弁護士を引受ける為正直に話しを聞き出すヤン・シネのやり取り。敵か味方か嘘か真かを探り合い、二転三転する展開はリメイクとは言え韓国映画の実力を感じる。大前提として、韓国映画は嘘でも主演女優が綺麗であることが必要。AFTERSCHOOLのナナは見事にその条件をクリアし、終始スクリーンに釘付けにさせる。蛇足だが、事故を起こす二人の愛車はアウディQシリーズで、やはり韓国も成功者はドイツ車に乗るのがステイタスなのであろうか。
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