オリジナルの『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』は未鑑賞ながら、イタリアでのリメイク『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』は鑑賞済み、という状態での鑑賞。
【序盤】
本作が韓国版リメイクとは知らなかったし、イタリア版を観たのも数年前だったし、舞台も都会のホテルから雪山の別荘に移されていたにもかかわらず、開始数分でリメイクだと気づくくらいに印象的な掴みだったのだな、と改めて。
【中盤】
月日の経過と共に、何が事件の真相だったか、観ながらはっきりとは思い出せないというのも、多重解決モノの様相を見せる作品の利点かもしれない。何度でも楽しめる。
【終盤】
イタリア版の鮮やかなラストも良かったけれど、このラストはラストで蛇足感はなく、むしろこれぞ韓国映画のサスペンスという仕上がりとなっていたように思う。