若き芸術家達が集い創作活動する様を明るく透明なルックで活写、彼らの生み出した作品達も画に花を添える。そんな中ミシェル嬢だけがいつものように冴えない顔をしてブツブツ文句を言いながらノソノソ動き回るが彫…
>>続きを読む従順なイヌと比較してネコは人間の思い通りにはならない動物である。そのため、映画では度々厄介なトラブルメーカーとしての役割を果たす。例えば、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」ではネ…
>>続きを読むケリー・ライカートの作品って見てると変に落ち着く感じある。見始めるとずっと見てたいし毎週なんでもいいから配信してほしい。
鳩をケアする2人、自分のキャパをわかってて面倒ごとを初めから拒否するリジーと…
ある若手美術家の個展の準備から開催までの数日間という小さな映画
作家ならではの生みの苦しみや評価に対する苦悩から、思い通りにいかなかった時に日頃の鬱憤をぶつけてしまうとか人間関係の普遍的な出来事まで…
内心「何であんなやつが…」と思う「やつ」の方が評価され、コツコツ取り組んでる自分は誰にも見向きもされず苛立ちが高まるのは世の常。しかし本作の終盤の羽ばたきは、そんな鬱憤を晴らすかのような自由さを見せ…
>>続きを読む「弱い」主人公の流転を見つめるのがライカートの映画をみる楽しみだけど、これまでは未開な野蛮さに呑み込まれていく感じだったのが、今作では舞台を都市に移して人間がその大きな流れを為していた。
そして最…
ミシェルウィリアムズ演じる主人公のアーチストは画面に映る間のほとんどをイライラしている。隣人との些細な話、家族間の齟齬、苛立ち。なのにスクリーンから伝わる温度はずっと優しく温かい。
あの鳩こういう…
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