DZ015

ショーイング・アップのDZ015のレビュー・感想・評価

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)
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敬愛するケリー・ライカート監督最新作。

創作とそれに伴う感情制御の難しさ、家族の面倒くささなど、とてもわかりみ感の強い作品だった。4回目の起用となるミシェル・ウィリアムズとの相性は本作でも最高で、1ミリも笑わない演技が素晴らしい。

傑作「ウェンディ&ルーシー」での相棒は犬でしたが今度は猫、そして鳩。良きメタファー。淡々と進むだけにラストが不意打ち的に深く刺さってくる。大家で隣人ジョーの一言、リジー(ミシェル・ウィリアムズ)の表情、カメラワーク。素晴らしすぎるラストシーン。
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