昔何度か観ていて、今回は20年ぶりくらいの鑑賞。
こういう、なんのカタルシスもない、ひたすら鬱な映画って好き。
最初のシーンはもっとサイコロステーキっぽかったように記憶してたけど、案外大きめにカットされてた。
でも即死なだけラッキーな部類。
アイデア勝負のストーリーなので映像美は追求してないのは分かるんだけど、もっとスタイリッシュにできそう。ウディ・アレンあたりが撮り直してくれないかな。
教訓としては、団体にやばい人間が一人含まれてるとすべて崩壊するってことでしょうか。
口説き文句の「方程式の両辺だ」はダサすぎて、作中唯一の笑いどころ。
ラストは『絶望の世界Ａ＆∀』のエピローグ思い出すなあ。
「何処へ行くのッ」
