CUBEのまゆのネタバレレビュー・内容・結末

ホラーでしっかり絶望を味あわせておいて、しっかり脱出できるのはカタルシスがあって暑い。
まあアツさがメインじゃないから、グルーヴ感にはかけるけど、出られないという絶望しかないCUBEの中で死と隣り合わせの中進んでいく様は、息が止まる。実際音出しちゃダメな時一緒になって息止めてた。
サスペンスとして非常にレベルが高いし、それ故にハラハラドキドキという没入感もある。最終的に生き残るのは真っ先に捨てようとした障がい者であるのも皮肉がきいてるし、1番社会的に信頼のおける人間が1番悪役になってんのも新しい。(新しくないか？デスゲームでは割とあるかも) とにかく、「脱出する」って目的以外に敵が現れるのは予想外だし、それでもちゃんと脱出してくれるのはとても気持ちがいい。
個人的にキャラ萌えは何回も見返せる要素だから、もちろん欲しいが、まあそういう映画じゃないので別にいいです。4行かないのは個人的なそういう問題。サスペンスの没入感がすごいレベル高いのでこんな感じ。共通の敵を持つ、大事だね。大枠として感情移入できる。