グリパス

EO イーオーのグリパスのネタバレレビュー・内容・結末

EO イーオー(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

演技派ロバここに爆誕
冒頭はサーカスで平穏で優しい女の子と一緒に暮らしてたEOが動物愛護の人たちによるサーカス弾圧の一環として動物を調教するのは拷問だと言い突然サーカスから追い出される運命から残酷なスタート共にEOの目線で見る世界の光と闇を見れる皮肉さと社会派なメッセージが映し出されるところや牧歌的だけど激しく音楽が素敵な映画
動物愛護、種としての馬への劣等、大切な人が去り次なるステージへ進む、自然の残酷さ、人間の凶暴性、喜びに暴力、非人道な殺処分、家畜、人間の悍ましさ、優しさ
全てを見て光と闇の連続に先が見えるのに届かないゴールを歩かされているEOはこの世界の在り方を悟り自ら命を絶った皮肉めきすぎるストーリーだった
人間の手により動物の命が絶たれているこの世界のアンチテーゼとしてEOは自らあるきそして世界を見た、そして出した答えが自ら命を絶つ決断をしたEOは人に殺されたようなものだけど過程が異なっていて知る権利を獲るが結末は同じなのが皮肉すぎる
映像がゆっくりでセリフはほとんどないけど優美で撮り方がアップが多く引きがある時は必ず場面のシークエンスが変わる時でEOの心情の変化がわかるし想像を超えるえぐさがあるこの映画は見る価値がある
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