★複雑なプロット、映像表現。小道具や仕草によって仕込まれた伏線。冒頭から非常に集中力を必要とする映画。片時も気を抜いたら作品から置いていかれてしまう。
★毎月1日の映画ファン感謝デー、更に春休み、そして12時10分上映開始の回に観る作品ではなかった。キャパの7割埋まった混雑度、昼時で食べ物持ち込んでガサガサ音立てる人だらけ。集中力マックスに高めるなんて無理❗
★主人公ヘジュンが被疑者ソレに魅力を感じつつ、張り込み監視をするシーン。建物の外から双眼鏡でソレを覗いているが、次のシーンではソレの至近距離にヘジュンがいて彼女に見とれている。ヘジュンの心の有り様を映像表現で表した名場面と思った。
★配信されたら、じっくりと腰を据えて見直したい。
★しかし、こういう会話劇を鑑賞するのに食事やお菓子食べながら観る人の気持ちは全く理解できない。ボカーン、ドカーンのアクション映画は「ポップコーンムービー」として理解できない事もないけどね。
★こういう人たちは文句言うと、「静かに見たかったらお家で見りゃいいじゃん」とかぬかすのよね。お言葉返して差し上げますわ。「お菓子食べながら楽しみたいのでしたなら、お家でご覧になったら宜しいんじゃありません事？」
