別れる決心のmasaccoのネタバレレビュー・内容・結末

湿気のある青、緑、赤が印象的な画づくりが美しい。
タン・ウェイ演じるソレの多彩なファッション、豊かで複雑な表情の変化も見応えがあった。
ヘジュンがあっさり一目惚れして心酔するに値する魅力に説得力があった。お寿司食べてテーブルを拭く連携プレイとか、何気ないけどドキッとしちゃった。
よく見ようとした時の目薬、望遠鏡、死人の目はほとんど開いているといったセリフなど目に関すること、印象的な視線のシーンが多かったし、同じくらい、ボイスレコーダーや翻訳アプリなど言葉や声に関することも多かった。
指をグーパーしたりするシーンも何回が出てきたけどなんなん？緊張感の演出かな？
「崩壊した」が「愛してる」に聞こえた、ってなんてロマンチック。
ソレの最後の選択は、懺悔というより自己犠牲ゆえか？自分がいなくなることでヘジュンに人生を生き直して欲しいという..。
「あなたの未解決事件になりたい」というセリフが引っかかる。私を忘れるなという呪いなのかもしれない。