このレビューはネタバレを含みます
『崩壊』 「愛してる」
死体とか目を伏せたくなるような姿を映してくるのに、この映画は 品 がある。
それは、主人公が「清潔」な男だからのような気がする。
警官でも、男でも、韓国人でもなく、現代人の割に。。
それに表現の仕方が変わっていて、複雑なようでわかりやすい。「言葉と写真」で写真を選ぶように、映像で感情を伝えてくる。
スマホ録音スマートウォッチ、みたいな今っぽいアイテムから、山海、霧、昔の歌謡曲まで、意味を持たせる。スッポンも?
ラブシーンはほとんどないけど惹かれているのがわかるから、キスした時やっとだぁと少し安堵した。
韓国に中国色が混ざっているのも味わい深い。心臓と心の翻訳間違い。ホラーかと思うよ。
この映画にでてきたどの事件も、愛と執着からだった。少し異常なぐらいの。
愛してるは、崩壊した。深くに捨てろと告げた言葉。何度も聞いてたんだね。
あなたの未解決事件になりたい。
全然上手く書けない。。難しいけど、わからないわけではない。わかるけど言葉にできない。そんな感じ。
後からずっとジワジワくるであろう。きっと私はこの映画好きだ。