大学の時にオールド・ボーイを観て以来のパク・チャヌク監督作品です。
じっとりしてミステリアスな大人の恋愛って感じだけど、内容は文学的で共感できるかと言われるとなかなか理解し難いものだった。
ソレがヘジュンに距離を縮めていく様が絶妙で、意識的にやっていたとしても無意識でも、恋愛偏差値の低い自分なら確実に堕ちそう笑
いやあの寝かしつけのシーンで昇天しました。
共感できなかったのは、どんな形でもいいから相手と繋がっていたいとする気持ち。ストーカーレベルにエスカレートするとそういうことはあるのだろうけど、そんな気持ちになったことは自分はさすがにない。
やっぱり相手に正面から好きになってもらって愛し合いたい。
そういえばよくあるサイコパス診断のクイズを思い出した。
友人の親族の葬式に来た男に一目惚れした女が、友人を殺した。その理由とは？
冷めた目でみると、妄想癖強いサイコパス美人とそれに沼った刑事の共感出来ない物語と言ったところでしょうか…（元も子もない）。
欲に負けて正義感を曲げてしまったヘジュンはソレを断ち切ろうとしたけど、「崩壊した」＝「崩壊するほど愛してる」にソレの中では自動変換されて、また現れる恐怖。
道ならぬ愛に沼ると抜け出せない…ソレは仲間由紀恵と喜多島舞を足して割ったような美人だし、前半の清楚でエロい感じから一転、後半はヤンチャな感じの風貌で、後半のソレの方が好きでした。
先ほどのクイズのサイコパスな答え
その友人の葬式でまたその男に会えるから
