このレビューはネタバレを含みます
観たことないシーンの繋ぎ方が1番印象に残った
たぶん私の気づかないところで細かくモチーフや色の小ネタを仕込んでいそうな感じがするのでもっかい観たらもっと楽しめそう
ラストの「海の深いところに捨ててくれ」みたいな言葉を「愛してる」に解釈した点については、韓国語がそういうふうに聞きまちがえやすいということなのか、もはや全く違う言葉をそう解釈したということなのか…はよく分からず
あなたの未解決事件になりたい、なんとも奇妙な愛の形
奥さんも夫を見捨てたようだし、今こそ2人を阻むものはいなくなったというのに…
死んだかどうかも明らかとならない結末は私たちの心にも奇妙な未解決事件として残る
直接的な接触描写は結局口と手を重ねるにとどまるのに、終始見てはいけない不倫シーンを見ているような気持ちにさせられる
個人的に、大きな太鼓を挟んで互いにドンドンと叩き合っているシーンで、最後にソレがちょんと太鼓に触れたのがかなりぞわぞわきた
細かすぎる、でもきちんとそれが映るように撮っている
この監督本当にどこまでも恐ろしい…
