リューベン・オストルンド監督最新作!
『ザ・スクエア』に続けて2作連続のパルムドール受賞は流石に凄すぎる。それも納得がいくほどの完成度。2時間半あるがそこまで長く感じずに最後までしっかり楽しめた。
この監督は社会への皮肉をシュールに時に馬鹿馬鹿しく描く天才。人間観察することが得意なんだろうなと思うほど着眼点が秀逸。脱帽です。人間の滑稽さと狡猾さを同時に感じさせてくれるシーンの数々。即興芝居をさせたという裏話もうなづける。
全体的に絶妙なバランスを保った作品だと思う。エンタメエンタメしてない所もめっちゃ好み。
お気に入りシーンは中盤の"戻し"のオンパレードシーン。普通に腹抱えて笑っちゃった、、、