鼻持ちならない超セレブ達が豪華客船でバカンスを過ごすも、ひたすら酷い目に遭うブラックコメディ。
ファッションショーでひと席ずらされて後ろの席に追いやられてからの「皆が平等な世界に」、「私みたいに優雅に生きていないから」→ゲロまみれのキャプテン・ディナー、手榴弾、そしてあの一連のヒエラルキー逆転のサバイバル生活など見応えたっぷり。
主人公格の男性モデルの身の処し方&揶揄われ方にも笑ったし、なんだかんだで格差社会について思考を促され風刺も見事に散りばめられていた。
あのラストも素晴らしく、今年の暫定1位と言える大傑作。
ただし汚物、吐瀉描写が苦手な人にはオススメしません。