『逆転のトライアングル』を鑑賞。
少しだけネタバレ。
しかし、きったねぇ映画だなぁww
前作が個人的にツボにハマったので
凄く期待しちゃったのですが、
少々ハードルを上げてしまったかな。
凄く面白かったけどね。
ヘリコプターでわざわざパンのペーストを届けたり、「ユリシーズ」読んでるカールに蝿が纏わりついていたり、人殺しの武器で財産を成した英国人老夫婦がいちばん紳士淑女だったり、細部がしっかりと面白い♪
ロシア人の富豪とアメリカ人の船長（スリー・ビルボードの署長さん！）の言い合いは、監督の母親と兄貴の日頃の食卓でのバトルから生まれたんだね。あのロシア人みたいな奴はしぶといから現実社会でも最後まで生き残るタイプだな。
掃除係のリーダー、アビゲイルがカールと一緒に救命ボートの中で過ごしてから、だんだんと色っぽくなっていくところが凄く好きww
この監督さんはやっぱりいやらしい^ ^
前作でも書いたけど、この監督はどちらか片方に寄せていない。よくありがちなレッテルを貼っていないところが好き。
だけどさぁ、客→白人、クルー→白人、機関室→黒人、便所掃除→アジア人、の設定自体が、そもそもレッテル貼りなんだよなぁ。一度『猿の惑星』のような真逆の設定の作品を観てみたい。
この映画は恐らくリピートしないかな。
でも、もしも再度観に行くのだったら、
ネットで（マジで）騙されて購入した
『バレンシアガ』のTシャツを
着用して観に行きます( ´∀｀)
