皮肉の塊。
まあまあ面白い設定ながら、パルムドール獲得、オスカー候補として図らずもあらすじを知ってしまっていたのが痛かった😢
豪華客船における何層にも重なるヒエラルキーと全てはカネ次第な人間の醜さを淡々と描く序盤。
自然の猛威による阿鼻叫喚と、諦観しきった船長、さらには海賊の襲撃により船が沈没する数人が無人島に漂着する。
船ではトイレ清掃員という最下層だったメキシカン?女性が、食料調達と火起こし、料理の能力でヒエラルキーを逆転させイケメンモデルまでも無理やり我が物に。
と、設定は面白いのだけど、全般的に笑いが滑り気味なため醜さが際立ちすぎてて、また終盤の展開の唐突さ、結末のシュールさと、ラストシーンの尻切れ感で…
なんだかなぁ🤔
主要人物の半分くらいがキャラがブレまくり。せっかくのウディ・ハレルソンも、ぼちぼち。
アニャちゃんの「The Menu」と似た読後感かもね。