長年リューベン・オストルンドのファンを勝手に名乗らせてもらってますけども。
好きですよ。かなり好きなんだけど。
こんなに皮肉と毒を見せびらかす作風ではなかったっていうのも確か。娯楽性と分かりやすさがスパイスとして付け加えられた感。ずっとテーマとして根底にある行動心理学的なところはあるけど、ちょっと物語のために誇張された感じ。繊細ではない。
ウザい古参感あるけど、マジでそんな感じ。
まぁそれくらいが、分かりやすいのかもしれない。
フレンチアルプスとザスクエア、インボランタリーに見えた人間独特の「気まずさ」がエンタメでかき消されてたのが残念。
