MikuOshika

逆転のトライアングルのMikuOshikaのレビュー・感想・評価

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)
3.6
妙なシーンを長々と繰り広げるくだり。
またやられた。
リューベン監督の罠があちこちに発動。
ヨーロッパでのヒエラルキーの構図がこれでもかと溢れ出るブラックコメディ。
原題の“Triangle of Sadness”というのは
カールのオーディションのときにも言われていたけど
眉間にできる逆三角形のシワの事みたいですね。
それとこの階級構図がうまいこと絡み合って第3章の島の出来事
そしてお任せしますスタイルのラスト。

この映画なにがって
もう印象に残るのは第二章の大惨事。
大惨事につぐ大惨事でもう目も当てられない。富裕層が全員KO。身も心も丸出しのプライドなんてゼロ。
船長ウッディハレルソンとロシアの商人の掛け合いがすごく面白い。バカすぎて。
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