[ルーマニア、家父長制への郷愁とゼノフォビアについて] 90点
大傑作。2022年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。クリスティアン・ムンジウ長編五作目。本作品の舞台はトランシルヴァニアの田舎町である…
出稼ぎ先で暴力沙汰をおこして戻った村では、地元の工場が雇った外国人労働者を村人達が追い出そうとしていた。3つの言語が入り混じる他民族の村でありながらも差別意識はしっかりある。心の奥底を浚われるように…
>>続きを読む言語によって色分けされた字幕が新鮮。それだけで環境の複雑さが増して伝わる。教会のワンカットシーンが本当に辛い。もちろん日本も含めて、世界中で同じことが起こっている。熊はどこにでもいるんだよな。
寒く…
ルーマニアの小さな田舎村で起こる外国人労働者排斥を中心に人々の醜い内面を映し出していく作品。
物語のもう一つの軸として暴力沙汰で地元に帰ってきた男マティアスと一時的な失語障害になった彼の息子の話が据…
原題のR.M.NとはMRIのようなものだそう。見えない体内を可視化する。
まさに、この題名通り人間達の中身をあぶり出す作品。
ルーマニアのとある地方では、様々な言語を話す住人が混在している。だから…
複数の言語が飛び交うトランシルヴァニア (ルーマニア) の小さな村。
あのドラキュラの舞台でもある。
見えない恐怖心と土地に染みついた共通意識、歴史的な背景から、上辺だけの大義名分を掲げ、よそ者を排…
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