ヨーロッパ新世紀の作品情報・感想・評価

『ヨーロッパ新世紀』に投稿された感想・評価

[ルーマニア、家父長制への郷愁とゼノフォビアについて] 90点

大傑作。2022年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。クリスティアン・ムンジウ長編五作目。本作品の舞台はトランシルヴァニアの田舎町である…

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れー

れーの感想・評価

3.8

出稼ぎ先で暴力沙汰をおこして戻った村では、地元の工場が雇った外国人労働者を村人達が追い出そうとしていた。3つの言語が入り混じる他民族の村でありながらも差別意識はしっかりある。心の奥底を浚われるように…

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螢太

螢太の感想・評価

3.6
既存のコミュニティがもつ排他性、それがずっと恐怖感とともに鳴り響いてた。
最後のシーンは解釈が難くて、だれかと語り合いたい。
m

mの感想・評価

2.2
字幕の文字の色と言語の違い もっとわかったら、もっと…

言語によって色分けされた字幕が新鮮。それだけで環境の複雑さが増して伝わる。教会のワンカットシーンが本当に辛い。もちろん日本も含めて、世界中で同じことが起こっている。熊はどこにでもいるんだよな。
寒く…

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ude2baru

ude2baruの感想・評価

3.6

ルーマニアの小さな田舎村で起こる外国人労働者排斥を中心に人々の醜い内面を映し出していく作品。
物語のもう一つの軸として暴力沙汰で地元に帰ってきた男マティアスと一時的な失語障害になった彼の息子の話が据…

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怒涛のロングテイクに見入ってしまった
Pandano

Pandanoの感想・評価

4.0

原題のR.M.NとはMRIのようなものだそう。見えない体内を可視化する。
まさに、この題名通り人間達の中身をあぶり出す作品。

ルーマニアのとある地方では、様々な言語を話す住人が混在している。だから…

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P

Pの感想・評価

4.1

複数の言語が飛び交うトランシルヴァニア (ルーマニア) の小さな村。
あのドラキュラの舞台でもある。
見えない恐怖心と土地に染みついた共通意識、歴史的な背景から、上辺だけの大義名分を掲げ、よそ者を排…

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AFRO

AFROの感想・評価

3.0
この手の欧州の小国の深い映画、もっと観たい。
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