"戦い続けろ"
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試写にて
12歳の少年が知った世界のこと。
80年代NYを舞台にジェームズ・グレイ監督の幼少期が投影されている。
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自分の特権性を自覚して差別を強く拒む…「高潔な人であ…
このレビューはネタバレを含みます
80年代のニューヨークでも人種差別が普通に行われていたとは知らなかった。
主人公一家もユダヤ人だろうなと思われる描写は早い段階からあったが、まさかユダヤ人少年と黒人少年の友情物語では終わらない話にな…
人生の不条理さを知るには、まだ幼すぎる12歳の少年は、あまりにも純粋で壊れやすい。世の中の不公平さに為す術も無い無力さ。
しかし、敬愛する祖父の「高潔であれ」という言葉に、彼が取った行動が清々しく、…
ウクライナに始まる人種問題や矯正教育、家父長制に社会適合など現代に通ずる難題を大人への階段を登り始めたピュア12歳の目線で描くヒューマンドラマ。
願わくば避けたい破滅への展開が辛く、終盤にかけてい…
親の心子知らずをまさに地で行く展開。
ジェームズ・グレイ監督自らの幼少期を描いた自伝的作品という事前情報のインプットが無ければ、主人公の少年にかなりイラついたかも...。
ただラストシーン、幼い彼が…
12歳の主人公が黒人少年と親しくなったことから起きる波乱。
大人になってもずっと心に引っ掛かるような話ですね。
社会は、不公平で複雑にできていて、納得いかないことも受け入れなければならないことを…
試写会にて鑑賞。
ジェームズ・グレイ監督の自身の少年時代の実体験をもとに作られた人間ドラマ。
不条理
不条理
不条理
監督の実体験?
80年代のお話なので
今では違うと信じたい。
#アルマゲ…
このレビューはネタバレを含みます
備忘録: ロケットの打ち上げ、手を振る祖父、車内の母親、それぞれの角度と距離、
葬式の木々と墓地のコントラスト、移民にとっての70年代NY地下鉄のグラフィティ、父家長制から祖父による負荷調整、アンダ…
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