#twcn
ロケ地オランダなのか…
なんかこういう系の映画でヨーロッパのいくつかの国合作とかあるじゃないですか?
なにがどうなのかよくわからん…
ベルギーはオランダ語とフランス語が通じるから?とかそんな理由なんかな?
てかフランスでもオランダでもベルギーでもいいんですけど、蛇口を捻って出てきたお水って飲めるの?!
飲んでいいの?!
農家だから、とかあるのかな…ちょうビックリしたよw
けしの花が咲き乱れる夏のズンデルト。(設定的には多分北フランス)
レオとレミの2人は畑を走り回りお互いの家を行き来しながら無邪気なバカンスを過ごしていた。
オーボエ奏者を夢見る内気なレミと家業のけし畑を手伝う無邪気なレオ。
家族ぐるみの大親友。
夏が終わり中学へ入学すると2人の仲の良さに"親友"以上の関係ではないか?と同級生に質問され頑なに否定する。
2人は2人以外にも友人が出来始め周りから"違う眼"で見られることが気になり互いに意識的に距離を置くようになる。
特にアイスホッケークラブへ入部したレオはレミよりも先に外に目を向け足を踏み出した。
その分、踏み出せないでいるレミのことが段々厄介になり…
12、3歳くらい??
このブロンドのレオ役の男の子が二次元みたいな顔の造形で最初女の子かと思った。
それでお互いに意識し出して…って話しかと思ったらちょっと違って。
自我の目覚めのお話ですね。
誰しも経験がある事かと思います。
周囲の目を気にして趣味嗜好を隠したり、強がったり、親に反抗的になったり、仲の良かった友人と距離をおいたり。
そんな"普通"の成長がレミとレオにとって取返しのつかない出来事へ…
誰も責められないし誰も悪くない。
ただ、起こってしまった…
どうすれば防げたのか?
そもそも防げたのか?
この映画を観ててすごいな、と思ったのはやはり子供たちへのアフターケアですよね。
そうなのよ…ひとの死ってビックリするほどトラウマになるのよ…
ああいう風に『感情は個人の自由』と言ってもらえることはとても楽やと思う。
レオが悪いわけでもない。
レミが悪いわけでもない。
でもレミはいない…かけがえのない親友を失ったレオがこの先どう生きるか?
収穫から始まり、植え込みや四季をレオのお家の家業であるけし畑が時の流れを巧く見せます。
無邪気に2人で走り回った満開の花畑を1年後、ひとりで歩くレオ。
彼の歩みはどう変わったか?
そしてこれからどう歩んで、走っていくのか?
立ち止まってもいい。
季節は巡る。
そんなお話でした。
こじ開けられたレミの部屋の扉が、外から見るのと部屋の中から見るのでは逆向きについている件…最初はガラスに写って反転してるのかと思ったら違ったんかい!
これうまいことやってたのが"TAR"ですね。
あれ?右利きのおケイト様が右手に腕時計を?と頭にクエスチョンが浮かんだ瞬間、鏡が現れる。
そういうのじゃない感じ。
細かくない細かくない。
もしかして自室ではなかったのか?っていろんな可能性を考える"要素"なんやからw
新
日本語字幕:横井 和子