このレビューはネタバレを含みます
あれくらいの年齢のすべてを言語化出来ない感じや、世間との摩擦でやっと自分のカタチを認識できる感じ、全部合わさったせいで泣いている感じ、それは大人もなんとなくわかってるけど「骨折したら痛いね」としか言わない感じ..........
12歳として何を感じているかということと、大人として何を言うべきかということが、ラストシーンに表れていて特に良かった
「思春期に暴れたくなるのは、触れる世界が広がって、その摩擦が怖いからだ。でも、その摩擦から自分のカタチが見えてくる」とそれこそ中学のときの恩師が言っていたことをふと思い出した