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CLOSE/クロースのmakoのレビュー・感想・評価

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)
4.2
《永遠を壊したのは、僕。》
◎84点

監督: ルーカス・ドン
脚本: ルーカス・ドン、アンジェロ・タイセンス
字幕翻訳: 横井和子

この監督と脚本のコンビの映画は『Girl/ガール』を鑑賞してました。それを知って本作を振り返ると作風が似てますね。
本作は長編2本目の作品。

幼なじみのレオとレミ。
昼は一緒に遊び、駆け回り、夜は寄り添って寝そべる。
毎日2人は同じ時間を過ごし、将来の夢を語っていた。
中学に入学した初日、親密すぎる2人はクラスメイトにからかわれてしまう。

人目を気にして素っ気ない態度をとってしまうレオ。
何とも思わずいつもの様に接するレミ。

レオの気持ちも分かる。
新しい環境と友達に馴染みたい、変に目立ちたくない気持ち。
おかしいとか普通じゃないとか思われたくない気持ち。

ただレミの気持ちを思うと悲しくなる。
入学する前は仲良しだったのに。
ずっと一緒だと思ったのに、レオが何故そんな行動をするのか分からない。
周りになんと言われようといいじゃないかと思う気持ち。

仲が良かった2人を観ていただけに、レオの心変わりな態度が悲しくて切ない。

レミの手を離してしまったのはレオ。
そして起こるある出来事。
大切な親友を壊したのはボク。
後悔してもしきれない。
喪失感と罪悪感。

思春期の誰もが経験する、不安や葛藤、孤独、後悔を透明感あふれる映像美で描いていた。
2人の可愛らしい少年の演技も素晴らしかったです✨


【雑談2つ】
①23日、『正欲』の舞台挨拶に新垣結衣さんと磯村勇斗さんがエーガル8シネマズに来館されるというのでチケット販売に合わせスタンバイをしていました。
15日0時販売で、チケットを購入しようとホームページに入ろうとするも入れず、入れたとしてもうまくいかず、やっと入れたと思ったら席はほぼ空きがなく3席取れたと思って次への所をタップしたら既にその席は取られ、結局取れませんでした😭
生新垣さん、見たかった😭

②レビューが今43本溜まっていて、今までのペースで書いていると年内までに書ききれないので、投稿するペースを早める事にしました。コメント返信や訪問が遅れていますがタイムラインを遡り返信、訪問をしています。遅れていますがご容赦くださいm(_ _)m
コメントの返信は『カールじいさんのデート』までしております。
これからもよろしくお願いします🙏


観客 1階席 ?、2階席 4人
劇場鑑賞数 #103
2023鑑賞数 #114
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