このレビューはネタバレを含みます
冒頭からキラキラ眩しい。
走る2人の疾走感と、きらめく光と、色とりどりな花と。
2人の世界はいつでも輝いていて。
映像と音楽がとても美しくて繊細で、丁寧に感情表現されていて好き。
外界からちょっとした言葉を投げられると小さなひびができ、それが重なるとどんどん亀裂が深まっていく。
多感な年頃だからこそ起こることで、でも誰も悪くないと思う。
悪くないから辛い。
レオはこれ以上いじられたくないから距離を置こうとする。誰でも考えることだ。
レミはそれでもレオといることを選ぶ。
昨日までずっと一緒だったのに。
親も仲が良かったからこそなかなか踏み込めなくて。でも全てを受け入れられる訳じゃなくて。
つらい。
けど大好きな作品。