昔懐かしい
「お前アイツのこと好きなんだろー」
「ちげぇーよ💢」
ってのを思い出しつつw。
レオ(ブロンド)とレミ(黒髪)は幼馴染。寝食も共にして一緒にいるのが特別な大親友。しかし、中学に上がった彼らには、「付き合ってるの？」「オトコオンナ」という心ない言葉も浴びせられる。次第にレオはレミから距離を置くようになる。そんなレオに涙を見せながら突っかかるレミだった。
レミの両親の抑えた表情が印象に残る。
この2人の年齢を考えると、単にLGBTモノにカテゴライズしてはいけないとも思いました。距離は確かに近いけれど。思春期特有の強がり。
でも監督がゲイとカミングアウトしていて、体験を基にしていると語っている。
主演の子(レオ役)の子は美形ながらアイホもやるタフな少年に成長していく過程も熱演。
全体的にも美しい映像ながら、繊細な心を感じ入る良い映画でした。
ふと「ムーンライト」のラストと対照的に感じて、あのラストの格別さが、染み入って来た。
