2023年公開のフランス映画。
第75回カンヌ国際映画祭(2022)でグランプリを受賞し、第95回アカデミー賞(2023)では国際長編映画賞にノミネートされた。
ベルギーのルーカス・ドン監督作品。
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冒頭。花畑を二人の少年が疾走するシーン。それだけでこの映画が、まぎれもない傑作であることがわかる。子供でもなければ大人でもない。思春期ならではの喪失。置き所のない身体と、やり場のない感情が、思いがけ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
こんなにあっという間の100分でこれまで経験したことない。
とにかくすごく、すごく、わかる。
思春期ってこうってわけじゃないけどあの時こうやって言葉にできなくてむしゃくしゃして、、そうだった。って…
これはかなり感情揺さぶられる作品でした。
104分と思えんほど丁寧!!
この子達も本物の感情で動いてるのか?
って思うほど、自然に涙流すんよ。
明るい気持ちにはならんから、
観る時を選んでぜひ。…
中盤から終始大号泣。もう少し話し合えてたら、気持ちを伝えてたら……と思うけど中学生の思春期…。とても悲しいです…。レオの気持ちを思うとすごく苦しくなります。関係に名前をつけるってすごく複雑なんですね…
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