アルノー・デプレシャン監督トークイベント付きでの劇場鑑賞。
芸術家肌故の個性の強い姉弟の物語で、邦題そのままに「私の大嫌いな弟へ」の愛憎劇だった。
“きょうだい”の居ない自分からすれば理解し難い感情…
このレビューはネタバレを含みます
2023年9月20日@京都シネマ アルノー・デプレシャン舞台挨拶あり
兄弟版「ヤマアラシのジレンマ」。兄弟の愛するゆえに、傷つけあい、やがて取り返しがつかないぐらい憎みあう物語。作品を理解したとは言…
2023年9月3日
映画 #私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター (2022年)鑑賞
#私の大嫌いな弟へ
#マリオン・コティヤール と #メルヴィル・プポー の姉弟の激しい兄弟喧嘩。近すぎて受け入…
こういう出来事で確執が生まれました、という分かりやすい経緯が全く無い所が逆に家族らしいと思った。
何を見せられてるんだと思わなくはないが、長い時の中で、はっきりとは言えないが釦の掛け違いが起こってし…
【第75回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『クリスマス・ストーリー』アルノー・デプレシャン監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品された作品。
デプレシャンはなんとなく観てしまうけどそんなに好…
相変わらず、画も編集もプロットもカオス。唯一感情の波の満ち引きにだけ忠実。
デプレシャンのこのテンションは、家族間の愛憎を描くにはいつもすごく適切に感じる。
作品のテーマを啓示的なセリフで言い表し…
長年にわたる確執を抱えた姉弟が、とある出来事を切欠に関係を修復していく物語。
兄弟というのは不思議な関係だ。幼い頃は一番身近な友人であり、そして他人でもある。生まれながらにヒエラルキーが歴然と存在…
仲違い姉弟の愛情物語。
喧嘩するほど仲が良いとよく言うように愛情と憎悪は表裏一体。特に家族であれば遠慮の欠片もなく思いっきり罵倒することも出来るだろう。
理由は分からないが長らく諍い合う姉と弟は…
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