現代の名匠をかじる。今回は、ダルデンヌ兄弟デビュー。
ロキタはパニック障害を持つ、アフリカからフランスに渡ってきた女の子(高校生くらいか)。難民船で出会った男の子のトリと姉弟と偽って入国する。トリ…
ベルギーのとある町、施設で暮らす16歳の少女ロキタと11歳の少年トリは、姉弟のフリをしてビザ取得を願っていた。ベナン生まれのトリは迫害された証拠があり難民認定されるも、カメルーン出身のロキタにはそ…
『トリとロキタ』ケン・ローチといい欧州の老齢な名匠たちは救いのない状況をありのまま容赦なく叩きつける。作風はサスペンスフルでもはやドキュメント風の活劇のよう。スリルに傾倒し過ぎな感じや、自分達の最近…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
んー相変わらずダルデンヌはテーマ主義が過ぎる
これまでの作品よりも手持ちのカメラは安定感あったけども基本フレームの中に閉じ込める方向だし映画的な快楽にはいたらない。人がもっと立ち上がっていればもっと…
カンヌ国際映画祭にて。
'99年「ロゼッタ」パルムドール、女優賞。
'02年「息子のまなざし」男優賞。
'05年「ある子供」パルムドール。
'08年「ロルナの祈り」脚本賞。
'11年「少年と自転車…
なんでこの二人の絆はこんなに深いのかバックボーンがなかった&フランスではこんな貧困層いるのってなって世界観に入り込めずいまいち刺さらなかった。
金ないと追い込まれてどんどん悪い方向に進んでいってどう…
劇場公開時に鑑賞。
私は、「ロゼッタ」を見て衝撃を受けて以来、この監督ご兄弟のファンです。
「作りと感想」
社会派というかシリアスな現実を描いています。
もともとがそういう映画しか描かない監…
アフリカから貧困と迫害を逃れ、姉弟を偽ってベルギーに渡った来たトリとロキタ。
ふたりの小さな幸せですら受け入れられない社会。
いつも通りの極限まで研ぎ澄まされたシンプルなダルデンヌ兄弟作品。その観客…
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