深夜アニメからきますた

トリとロキタの深夜アニメからきますたのレビュー・感想・評価

トリとロキタ(2022年製作の映画)
5.0
弱い手ブレながらも凄まじい生々しさがある画面。まるで透明人間になって、その場に居合わせた記憶がフィルム化された映画かのように感じた。
シーン間の時間のすっ飛び方が断片的で、人の記憶を覗き見したかのようだった。
終盤、少年がシャッターをくぐって出てきたシーンの自転車のライトや黄色にも心打たれた。