ウロフ

トリとロキタのウロフのレビュー・感想・評価

トリとロキタ(2022年製作の映画)
4.1
密航者ではないけど、気づけば日本もネパールなどから出稼ぎの外国人が身近にいる。彼らの日常や孤独、友情を想像することがなかったなあ、と気づく。同じ社会にいながら、「枠」は確実に存在する、と意識を改められた作品。しかもその「枠」は簡単には気づかれない、抜け出せないようにできている。

普遍的な愛情を描き、遠い存在の彼女たちを、少し近くに感じる想像力を与えてくれる。

良い映画です。
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