そら

トリとロキタのそらのレビュー・感想・評価

トリとロキタ(2022年製作の映画)
3.9
アフリカからベルギーへやってきた
トリとロキタ。

偽りの姉妹として、
危険な仕事に手を染めて生きる2人。
正規の仕事に就くために、
ロキタはただ、
ビザが欲しいだけ。



もうね、
ひたすら過酷で、
ツラいだけの映画でした。

偽姉弟2人の固いな絆と、
ロキタの中にある強い願い。

"ビザさえあれば…"

ひとつの希望に縋る2人に、
ほんの僅かでも光が差せばと、
祈る気持ちで胸がいっぱいになる。


そんな祈りも虚しく、
容赦ない現実だった。



ずっと嫌な予感が付き纏ってて、
下手なサスペンスよりハラハラしたかも。

トリが大きな絵を担いで自転車漕いでる、
あんな可愛い場面ですら、
全く油断できなかった。


ラストの子守唄に、
胸が締め付けられる。



"ロキター!ロキター!ロキター!"

必死でロキタを呼ぶトリの声が…😭
そら

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