アフリカからベルギーへやってきた
トリとロキタ。
偽りの姉妹として、
危険な仕事に手を染めて生きる2人。
正規の仕事に就くために、
ロキタはただ、
ビザが欲しいだけ。
もうね、
ひたすら過酷で、
ツラいだけの映画でした。
偽姉弟2人の固いな絆と、
ロキタの中にある強い願い。
"ビザさえあれば…"
ひとつの希望に縋る2人に、
ほんの僅かでも光が差せばと、
祈る気持ちで胸がいっぱいになる。
そんな祈りも虚しく、
容赦ない現実だった。
ずっと嫌な予感が付き纏ってて、
下手なサスペンスよりハラハラしたかも。
トリが大きな絵を担いで自転車漕いでる、
あんな可愛い場面ですら、
全く油断できなかった。
ラストの子守唄に、
胸が締め付けられる。
"ロキター!ロキター!ロキター!"
必死でロキタを呼ぶトリの声が…😭