トリとロキタのネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

『トリとロキタ』に投稿されたネタバレ・内容・結末

ボートで出会った時からそうでしょ。
姉も強いけど、弟が頼もしすぎる。
ずっと緊張だけど、最後の10分は異常に緊張する。おもしろかった。
「初めてボートで出会った時からそうでしょ」という言葉で、そうだ、彼女らは本当の姉弟ではなかった、と思い直す。二人の間に言葉は少なく、ずっと目前に唯一のやるべきことがある。

90分間にバランスよく、スリル、愛、躍動感、透明感、寂寥感、リアリティ、、、映画に詰まっていて欲しいもの全てが詰まっている感じ。
今回もグググと引き込まれました。

小さな希望が見えるようなラストが…

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先進国における奴隷制度だとしか。

この種類の作品を見るたびに思うけれど、入管職員のように人間味を殺さなきゃいけない職業は辛いな。やりたくない仕事の筆頭だわ。

難民受け入れについては様々な意見があ…

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搾取の多重構造に絡め取られた(ネズミ→猫→犬→人間の棒、と続くあの物哀しいイタリアの歌はそのことを象徴していたと思う)トリとロキタ。若い娘であるロキタは、さらに何重にも酷い搾取構造に中に置かれている…

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 2022年製作のダルデンヌ兄弟の作品である。

 アフリカからベルギーにやってきた不法移民の子どもの生き様を辛辣に描き出した映画で、ラストもものすごく残酷で悲劇的だ。ただ、この映画はロキタ(ジョエ…

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重っ…暗っ…重くない??と観てる間中ずっと思ってたけど、ダルデンヌ兄弟の映画で重くないのなんてあったか?そういえば。

しかし本作の結末の悲惨さは際立っているし、難民問題への怒りが一筆書きの如くこの…

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不安定な世界が創る闇のなかに飲み込まれる移民・難民の現実

この映画は全く夢も希望もない世界があるという事実を淡々を強く訴えかける。アフリカから仲介業者を頼ってベルギーに行き着いた二人の姉弟が主人公…

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2人がイタリアで覚えた民謡。
ネズミがネコにかまれて
ネコが犬にかまれて犬が人間に棒で打たれた。
エンディングでも流れるがこの民謡は現代社会も表している。
この映画に出てくるのはネズミ2人とそれを餌…

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観終わったあと暗澹としてしまうのは、この作品で描かれている状況よりも悪いケースが世界中ザラにあるのだろうなと言うこと。
事情で国に帰れない人が入管施設で死ぬような国に住んでいる私も、この作品で描かれ…

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