ただ一緒にいたいだけの、トリとロキタ。二人の絆がとても痛かった。
子供が故、短絡的な考えや行動、観てるこちらがハラハラした。
弱い立場のあんな小さな子供から、たくさんのものを搾取する大人。
ドキ…
ずっと緊張感エグいしずっと動き続けるしアクションが突発的だしで面白くないわけがない。このスピード感。自転車も常に立ち漕ぎだし、最後の無常にも思えるあっけなさったらない。印象に残ったアクション、ビンタ…
>>続きを読むベルギーの映画監督、ダルデンヌ兄弟の作品を初鑑賞。噂に聞いていた、徹底したリアリズム、ドキュメンタリーさながらのハンディカメラ、有名俳優は出てこず、BGMは一切無し、という評判通りの本気作だった。…
>>続きを読む演技なのか、現実なのか、その境界が揺らぐ鑑賞体験だった。
(1) 大人が、マジョリティが、自己利益のために、移民の子どもを経済的に・性的に搾取するという、年齢×人種のインターセクショナリティや抑圧…
こうやって、起こりうる物事を淡々と映して行って、最後にはここに着地する。
その一連の流れを一緒に経験して、こういう現実もあるんだよって言われた時に、何を感じるのか。
でもやっぱり、ドキュメンタリー…
このレビューはネタバレを含みます
「走るものの活劇」から一転した「走れないものの悲劇」。
冒頭のショットから主人公を動かさないという信念がすさまじく、閉所やへき地ばかりの空間と相まって緊張感を限界まで上げることに成功している。まさ…
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