やはり抜群の安定感のダルデンヌ兄弟監督、クオリティの高さが光ります。個人的には、今回は今までの作品よりフィクション要素がやや強めのように感じました。(エラそうにすみません…)
それでもトリとロキタ…
2023年 ベルギー🇧🇪フランス🇫🇷
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督による難民の生活を扱った社会ドラマ
アフリカからベルギーに渡ってきたトリとロキタ、2人は姉弟を装って生活してい…
このレビューはネタバレを含みます
先進国における奴隷制度だとしか。
この種類の作品を見るたびに思うけれど、入管職員のように人間味を殺さなきゃいけない職業は辛いな。やりたくない仕事の筆頭だわ。
難民受け入れについては様々な意見があ…
姉弟のように支え合って生きる少年少女の話。
BGMなしのハンディ映像がドキュメンタリーを観ているよう。
母国を出た理由は分からないが、流れ着いた場所で真っ当に生きることは難しく、ビザのない者に社会…
気性や環境により絡みつく袋小路の悲しみやどん詰まり感。それが今作は兄弟愛によるものというのが得も言えない。分かりやす過ぎるくらい文字通りさらなる悪事に足を踏み入れるのを差し引いても。新作撮ってくれる…
>>続きを読むロキタにはトリという名前の弟がいるが、彼が本当の弟ではないことはわりと序盤からつまびらかにされる。母親への送金を止めさせてまで金をむしり取る仲介業者。ドラッグの売人をさせるイタリアンレストランのオー…
>>続きを読む不快だった。
でも、これと同じようなことが今も現実できっと行われている。
本当はすごく良い映画なのだろうけど、17歳の女性が奴隷のような生き方をしている映画を観ると、メンタルがやられる。
『ウィ…
兄ダルデンヌ監督が弟ダルデンヌ監督の真似して作ったみたいな映画。
構造は同じだし、やってることも同じで新鮮さがない。
ダルデンヌ監督の作品は起承転結の"転"が作為的でリアリティがなくなる為、"結…
ダルデンヌ兄弟作品は『ロゼッタ』しか観ていないんだけど、本作は社会制度の酷さというよりも反社に蹂躙される感が強過ぎたように思った。もちろんそれは血も涙もない社会制度が原因でそうなってるんだけど、トリ…
>>続きを読む©LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM - FRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv – PROXIMUS - RTBF(Télévision belge)