愚か凡

クライムズ・オブ・ザ・フューチャーの愚か凡のレビュー・感想・評価

4.0
21世紀のクローネンバーグ初鑑賞。想像より物理的にグロテスクな絵面だった。異物捕食、臓器脊椎などが元のヤバイ造形でテンションが上がった。感覚、快楽の享受が揺らぎ、大衆的に外傷が許容される歪な近未来社会が広がる、観るこちら側のアウェイな感じが癖になる。元の姿から進化する事象をどのように受け止めるのか、そのような問いかけが込められていると思われる。監督の頭1部を丸ごと覗いた気分だ。そして稀に見る緑橙の不味そうなペースト状の飯、最高
愚か凡

愚か凡