なだ

クライムズ・オブ・ザ・フューチャーのなだのレビュー・感想・評価

3.5
本当に理解出来なかった。でも雰囲気は好き♡
デヴィッド・クローネンバーグ監督の内臓的アート作品。

ヴィゴ・モーテンセンの謎めいた男と手術が好きな美しい妻のレア・セドゥ。
体を刻む痛みと性的快感がリンクしたような美しい映像

環境汚染が進んで毒にまみれた食料を摂取しなければ生きられない人類の新たなる進化の話なのだろう。

奇形と言っていい人類の形と狂気とも思える人体切開志向。プラスチックを食べる種族の発想に驚いた。

それでも解剖がショーとされる排他的な雰囲気は素晴らしく、ヴィゴの骨張った顔が美しい。

骸骨に似た自動食事椅子が何かに似ていると思ったら二人羽織の動きだ(笑)

血は少ないが臓器は生々しいので弱い方はご注意を。


追記:痛みの感覚がない世界だったのですね💦観てる方は痛いと思っちゃいますよ…。
なだ

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