予告トレーラーを観た際に、ANTIVIRALが内科的な芸術であったのに対して、こちらは外科的な芸術なのかな、といった印象を受けて興味を持ったので鑑賞しました。内容としてはタイトル通り、警察組織や政府機関の陰謀渦巻く中で繰り広げられる…バイオサイエンス的なSFのエッセンスなのかスパイスなのかを効かせたクライムサスペンス映画なのかな、と思いました。正直、私の小さくて貧弱な脳味噌ではストーリーの深い部分への理解が追い付かず…何度か観て、理解を深めたい作品です。
途中でインプラントのような表現があったことも手伝って、bodymodsが更に芸術として芽を伸ばし、人類の肉体を作品とした進化を遂げていったら…こんな未来になるのかもしれないな、なんて思ったり。あとは劇中のさまざまな機器(breakfasterであったり、orchidbedであったり)が骨や植物を思わせる、どこか生々しい素材感で個人的には大好きです。
