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クライムズ・オブ・ザ・フューチャーのjoniseのレビュー・感想・評価

3.2
※舞台は近未来。人類は痛みの感覚が消え、また多くの人々が、加速進化症候群により体内から新たな臓器が発生する世の中となっていた。主人公:ソールは公開手術で臓器を摘出するアーティストとして、名声を得ていた…みたいな物語。

主演がヴィゴ・モーテンセンだから観に行った。監督がクローネンバーグなので、多分、独特で意味不明な世界観だろうなと思ったら、案の定そんな感じだった。

痛みの感覚がなくなったことで、身体を切りつけ合う人々が沢山出てくるが、現実世界でも、身体を切りつけ合うことで快感を味わう人も世の中には居たりするので、そういう人は増えるだろうな。もっと痛みの感覚がないのに快感を感じるのかは疑問だが。

プラスチックを食べる少年のインパクトは中々強かった。メタファー的な見方だと、もし食料に困ったらあのような形で、新たな食料を探さないといけないのだろうと思った。食料資源問題を投げかけているのだろうと。
あとチョコレート状のスライムが不味そうだった。
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