2000年イランでの連続娼婦殺人事件から着想。
◯2001年、女性ジャーナリストは娼婦連続殺人事件を追うためイランの聖地マシュハドを訪れるのだが…
☑︎聖地にもあるんだね
☑︎イランでは撮れなかった外側視点
☑︎文化で生まれる考えと人命
《ヒトの命は二の次という価値観》
生まれて初めての劇場貸切状態!笑
ど真ん中で悠々映画鑑賞なんて。
集中できて最高。
この監督の『ボーダー 二つの世界』ではほぼ内容を忘れてしまったが、なにか得体の知れないモノの情事を見たようなインパクト。
ただ境界って意味で言えば、この作品にも関連性がありそう。
普通すぎるほど普通に生活しているサイード。
男性から抑圧されようが、自分の信念と恐怖に立ち向かうラヒミ。
後半のサイードの家族、世論が浮き彫りになっていくところは絶句。
生きることさえ否定される場所に居たいとは思わないが、そんなとこはどこにもないのかもしれない。
信仰も親の言う事も、受け取る人間によって様々なのだから。