S4KuYuC1NEM4

パラレル 多次元世界のS4KuYuC1NEM4のネタバレレビュー・内容・結末

パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

並行世界いわゆるパラレルワールドではあるが、ジョジョ8部の大統領のスタンドの如く、この世界が中心となっている。

また、タイトルにもあるように、多次元世界とはいいつつ、実は多次元ではない。
この場合は『インター・ステラー』のように5次元や『三体』に出てくるが11次元のような想像を絶する次元ではなく、どちらかと言うと4次元目を時間に置き換えた時空的な次元の話である。

その意味では、鏡を通じた各世界の時間の流れがは遅いが理由は不明。特殊相対性理論的なウラシマ効果的なものはないので、SFというよりファンタジー。

似ているけれど細部が違うのは面白いが、『スパイダーマン・スパイダーバース』的に、同じ人物自体が都合よく存在するかも怪しいが、まぁこの作品は大統領的の如く、いわゆる全てのパラレルワールドの中心的な世界であるから、そんな科学考証なんてどうでもよくて、好き勝手にできるようになり、欲望に駆られて狂気を孕んでいくという点にフォーカスしているから、いいんだろう…

考えるだけ無駄。そう、DIO的に無駄無駄無駄無駄無駄…

また、確かに衝撃的な結末ではあるが、他の人も言うように、突然グロッキーである衝撃でもって衝撃の結末と言っているんだね。むしろラストの意味深な終わり方なんかどうでも良くなるくらいには…

好みは完璧に別れるとは思う。
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