「予期せぬ人生こそ人生」
by ルーシーパパ
主人公のルーシー(サンドラ・ブロック)は地下鉄の改札係。幼くして両親を亡くし、孤独な彼女の唯一の楽しみは、毎日おなじ時間に改札を通るピーターです。彼の素敵な笑顔にルーシーは一目惚れでした。ですが、実際に話した事は1度もありません。
クリスマスのある日、不良に絡まれて線路におちてしまったピーターをルーシーが助けます。病院で付き添っているところに、ピーターの家族が駆けつけ、ルーシーを婚約者と勘違い。そんな中、ピーターの弟ジャック(ビル・プルマン)は、彼女を疑っていたのですが. . . 。
心がほっこりするラブストーリーでした。登場人物がみんな憎めない人たちでしてね。特にアパートのオーナーなんて、お調子者の変わったやつでしたが、嫌いになれないやつです。
幼い頃に両親を亡くしたルーシーにとって、あの家族との時間は、長い間あじわう事の出来なかった心の温もりを感じられたわけです。
だからこそ、いつか本当の事を言わなきゃいけない。ダメなのは分かっていたけど、言いだせなかったんですね。
言い出せませんよ。あんなに家族は喜んでくれて、自分を歓迎してくれたら、言いだせるはずないです。
この気持ちになったのは久しぶりですね。映画を観終わった後に、もう1回題名を言いたくなるんですよ。訳わからないですよね。でも、そうなりました。
この感情は、「めぐり逢えたら」以来でしたね。変なこと言ってすみません笑。
「予期せぬ人生こそ人生」
その通りですね。人生何ごとも計画通り進むわけではないです。何が起こるかわかりません。
つねに心に余裕を持った人でありたいと思いましたね。