アヤネ

ゴールデンカムイのアヤネのネタバレレビュー・内容・結末

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

2024年10本目。
絶対がっかりして帰ってくるんだろうなぁ…と覚悟しつつ見に行ったんだけど、すごく丁寧に作ってあって感激しちゃった!おかげでぜんっぜん話は進まなかったけど、次期待してます!って素直に言える感じ。いやぁ、原作ファンとしてありがたいなぁ…。でもこれあと10本くらいやらんと終わらんのでは?山﨑賢人はキングダムとゴールデンカムイで残りの人生食っていけるよ。
展開の改変もほとんど無かったよね。目立つとこでは、尾形に狙撃されたときに白石が一緒にいたくらい…?そこもさして違和感なかったし、杉元の関与を尾形が鶴見に直で教えたのは逆に「おっいいね」ってなったな。あれのおかげで全体的に時短になってるし。
そういうキュッてするやり方が上手いのか、カットされるだろうな〜っていう細かいシーンとかもちゃんとやってたからびっくりした。和田大尉出るんだ、とか、兼定&土方のカットこんなちゃんと見せてくれるんだ、みたいな。
アクションシーンは派手でかっこよかったけど、原作のカットとかをきちんと再現してたりもして、そのあたりも嬉しかった。あと道民としては終盤のソリアクションのときにソリを引いてたのがちゃんとばんば(だったと思う)でそれもにこってなったな。
いちばん不安だったキャラクターたちは、平均して7割寄せてて3割別物な感じで、実写化するにあたってバランスいいところに落ち着いたなーという印象。
杉元は最初の方こそ「あっ巻舌…」「あっダメかも」だったけどアシㇼパが出てきたあたりから一気に杉元になってってすごい良かったなぁ。「俺は不死身の杉元だ!」も、二百三高地でのカメラ目線のやつは「アチャー」って思ったけど、ほかの時はすごいよかった。山﨑賢人の杉元好きだわー。アシㇼパと白石とフチは完璧!白石は杉元との川のシーンとか鉄格子の間からぬるって入ってくるところとかほんと良かった!エンドロール前のゴトリと桜鍋のシーンはめちゃよかったな〜!あの三人もっと見たいよー!
あと笠原役の方顔が似すぎててびっくりしたし、玉井伍長の「もういい撃とう撃とう」が「ここここここれーーーー!!!」って感じのぴったり感でめっっちゃくちゃよかった。あとから確認したら玉井って山内圭哉さんだったのね…!舞台で何度かお見かけしたけど、いやぁさすが上手い。あとオソマはもう、可愛すぎてヤバい。オソマが育つ前に次作撮ってくれ頼む。
他の方々は次回判断かな…尾形と月島については出てないようなもんだから判断できないし、鶴見と土方については「もう一声!」、谷垣と牛山は「もう一歩!」って感じ。他のキャラクターたちもちらちら映ったし、とにかくなんにせよ、続きたのしみに待ってます!!
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