襟

ゴールデンカムイの襟のネタバレレビュー・内容・結末

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

戦争帰りの最強戦士・杉元佐一と、アイヌの戦士・アシㇼパが、北海道のどこかで眠る金塊を狙うに至るまでの話

原作・アニメ最新まで履修済み
杉元佐一とアシㇼパが相棒になるまでの話といえばいいのか、とにかくこれ何作作る気?というレベルでペースが遅い、実写は完結までやらなくてもいいのか

ただ私は、戦争から"帰ってこれない"戦士というテーマの重みのようなものがゴールデンカムイの根底のひとつにあると思っていて、
杉元佐一は梅ちゃんのためにと言いながら、彼の中でまだ"自分ではない誰かや何かの為に""戦う"っていうことが必要で、
鶴見や土方にもそういう側面が共通してあると考えていたから、
それが今回の箇所で切ってしまうと実はあんまり伝わってこないのかな?と思ったりした
鯉登という比較できる人物もいないしな…

何故かアチャと二階堂が一番見た目の再現度が高く、???となる面白展開
次いで白石・谷垣・鶴見・土方という感覚かな
杉元・月島・アシㇼパは不思議で、雰囲気・表情の作り方・話し方で限界まで寄せてて迫力があった

別にこっちは何も心配してないのに、作者がクマと狼が完璧だったと報告してきたので(大好き)、注意して見てたけどめちゃくちゃ綺麗なCGだったな
あと第七師団が連れてる馬が絶対戦後じゃない大きさで興奮しちゃったフィクションの馬は大きければ大きいほどいい

尺とった分ちゃんとアシㇼパさんの料理見せてくれたのは助かった、現実だとこんな感じなんだ美味しそうと本当に思えたのが楽しかった

杉元とアシㇼパの、お互いに好感度が上がっていくのが滲み出る絶妙な距離の縮まり方が、きちんと芝居に出てて、すごくよかった

当方最推しがキロランケ、二推しが土方で、
土方おじ様の和泉守兼定を手に入れたところの立ち馬がとにかくカッコよく痺れた…ありがとうございました
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